創業の念い
当時22才の私は、弁当配達のトラックの運転手をしていました。
朝積みこまれた弁当を決められた場所に配送するという単純な作業を繰り返す毎日。
これといった取り柄もなかった私は、仕事を生活の1手段としてしか考えられず、
この先、自分がどんな仕事をやりたいのか、どんな生き方をすべきなのかも分からず、人生に迷いを感じていました。
そんなある日、先輩に連れて行って頂いたラーメン店でのことでした。
寒い日にも関わらず、店の前にはお客様が長蛇の列を成し、厨房には、最高の一杯を提供するべく汗を流す店主の姿がありました。
出てきたラーメンには店主のこだわりや情熱がどんぶりいっぱいに表現され、その美味しさに、今までに味わったことない感動を覚えました。
当時の私は外食するお金もなく、食事と言えば、配送トラックに積まれた賞味期限切れのお弁当を食べてつなぐ日々。それでもコツコツこづかいを貯めては、足しげくそのラーメン店に通うようになりました。
わずか600円でこんなに幸せな気分になれる食べ物が他にあるだろうか。
沢山の人が行列を成してまで食べにくるラーメン。
その魅力に取り憑かれた私は、いつからか、ラーメンを仕事にしたいと本気で考えるようになり、ラーメン店に転職。下積み修行を重ねながら、旨いと言われる評判の店を食べ歩くようになりました。
店を借りるどころか、本格的な厨房機器を購入する資金もなかった私は、自宅のコンロを使い、見よう見まねでスープを作っては、家族に試食をしてもらいました。
独自のやり方でプロの味を再現するのは想像していた以上に難しかったです。
食材が悪いのか?道具が足りないのか?失敗と調整を何度も何度も繰り返し、初めて母親と弟に「美味しいよ」と褒めれた時、今だかつて、味わったことない幸せを感じたことを覚えています。
この時私は「何事も一生懸命やればできる」と確信したと同時に、「自分の人生をラーメンに賭けてみたい。いつか自分も、行列のできる、たくさんのお客様に感動して頂けるお店を作りたい」という夢を抱くようになりました。その後、多くの方々の支援を頂き、お店は私自身そのものであるという想いから「たいぞう」という自らの名前を店名にし、2004年4月池袋に暖簾を掲げ、株式会社プロジェクト・ジャパンの基盤を築きました。
株式会社プロジェクト・ジャパン
代表取締役社長
中川 泰象
プロジェクト・ジャパン グループ ビジョン
「ありがとう数 日本一」
私たちは全国のお客様にうまい商品・サービス・空間を通して感動を伝え、日本一「ありがとう」を集めることの出来る企業を目指します。
プロジェクト・ジャパン グループ理念
「共に輝き 共に勝つ」
- 一、私たちは仕事と人生に目的・目標を明確に持ち、常に自己を磨き続けます。
- 二、私たちは与える人間へと成長し価値ある仕事・人生を創造します。
- 三、私たちは互いの価値を認めあい、情熱溢れるグループを創造します。
- 四、私たちは物心両面の幸せを実現するグループを創造します。
プロジェクト・ジャパン ブランド理念
「うまい!が広がる感動創り」
私たちはご利用していただく全ての お客様の心に響くうまい商品、サービス、空 間を追求し、お客様が心から感動して頂けるおもてなしを創造していきます。そして地域・社会に貢献をし、お客様の生活 に必要とされる店舗を実現します。
会社概要
会社名 | 株式会社プロジェクト・ジャパン |
設立 | 2004年(平成16年)3月 |
本社所在地 | 東京都豊島区西池袋1-24-8 江戸半ビル2階 |
代表者 | 代表取締役 中川 泰象 |
資本金 | 2,250万円 |
売上高 | 1億8,495万円(2021年9月期) |
従業員数 | 58名(パート・アルバイト含む) |
取引銀行 | 巣鴨信用金庫 池袋支店 |
事業内容 | ■節骨麺たいぞう(ラーメン)事業 ■節骨麺たいぞうフランチャイズ事業 ■からあげ専門(テイクアウト)事業 ■からあげ専門フランチャイズ事業 |